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 なおきち・かこきち

Author: なおきち・かこきち
息子4号、生まれました!
表丹沢のふもと、茶畑と牧場に
囲まれた家。ヤギ親子とともに
「命のつながりを感じる暮らし」
楽しんでいます。

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麓日記

畑仕事。雑木林。親子でカエル捕り。 ときどき、旅。 丹沢山麓での田舎暮らし、 紹介します。

2018.01
28
(Sun)
ネイチャーライティング講座

昨年から続く「ネイチャーラインティング講座」。
12月にやった埼玉県・渋谷農園の自然農インタビューを記事にしたものを
赤羽先生に、一人ひとり添削していただきました。

忘れちゃいけない、赤羽語録メモ。自分用の忘備録ですが・・・。
・あなたの文章を読みたいと思っている人は、誰もいない。
読んでいただくために工夫すべし。
・美しいものを「美しい」と書いても伝わらない。
客観的な描写に徹し、「私」の感想は書かないのが、王道。
・あれもこれも書きたい、でも「何を書かないか」が重要。
・文章を書くコツを学ぶことは、即効性。
文章は短く、重複を避ける、語尾の繰り返しを避けるなど。
・頭の中の「言葉の森」を育てることは、時間をかけて取り組むしかないが
いちばん大切なこと。

以下は、なおきちが書いたインタビュー記事です。
赤羽先生の添削を受け、ちょっとだけ修正済み。


土と、野菜と、私
― 無肥料自然栽培・渋谷農園レポート ―

有機農業や自然農と言えば、地球にも人にも優しいイメージの半面、こだわりが強く頑固な印象も抱く。さらに渋谷農園は「無肥料」だと聞く。キュウリ嫌いなんて言ったら怒られそう・・・初冬のある日、恐る恐る、農園の門をくぐった。
「肥料をあげず、種まいて育てて収穫する。簡単なことですよ。」4歳になるお嬢さんを抱っこしながら、思いのほか人懐こい笑顔で、渋谷正和さん(39)が語り出した。「親父の代から始めたんで、有機=偏屈のイメージは、親父が全部引き受けてくれました。ふふふ。」こちらの心配はすべてお見通しのようだ。
お父さまが有機農業に舵を切ったのは、39年前、妻のお腹に命が宿ったとき。家族が安心して食べられる米や野菜を作りたい、という単純な思いだったという。農園に生まれ育った渋谷さんも、はじめから農家の後継者を目指したわけではない。大学ではコミュニケーション論専攻、人と人のつながりを作るツールとして、次第に農業に目が向いた。「でも、勉強した自然農では、土は耕すなって言われて、難しいし敷居高いなあって・・・(笑)。」
渋谷さんの自然栽培は、いたってシンプルだ。「土は肥えた方がいいって思うでしょ。でも栄養が多すぎると、虫がつきやすいし、健康に育たない。その野菜に適した『肥沃さ』があるんです。子育てと似てますね。」土と野菜と私、それぞれの都合に耳を傾けて、折合いをつける。土にも野菜にも無理はさせないし、私も無理しない。「この畑のキャベツ、去年よりちょっと小さいかな」と思ったら、他の作物に変える、時には雑草をはやす。土地にあわないものは、作らない。

渋谷さんインタビュー

インタビューの後半、調子に乗って、ちょっと意地悪な質問もぶつけてみた。「有機や自然栽培でない一般の農家を見て、どう思われますか。」
すると意外な答えが返ってきた。「農家みんなが有機をやったら、野菜の需要には追いつかないんですよ。だから一般の農家さんは、支えてくれる人。頭が下がります。」「農家じゃない人みんなが、家庭菜園で野菜作ればいいんです。穀物を農家にまかせて。穀物は、栽培や収穫にどうしても機械が必要ですからね。」
それじゃ失業しちゃいませんか、と問うと、渋谷さんはまた、子どもっぽい笑顔を返してくれた。「うーん、そうですね。困ったな。ふふふ。」


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