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 なおきち・かこきち

Author: なおきち・かこきち
息子4号、生まれました!
表丹沢のふもと、茶畑と牧場に
囲まれた家。ヤギ親子とともに
「命のつながりを感じる暮らし」
楽しんでいます。

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麓日記

畑仕事。雑木林。親子でカエル捕り。 ときどき、旅。 丹沢山麓での田舎暮らし、 紹介します。

2009.02
17
(Tue)

相武台下 

通るたびに、気になっていた駅だった。
相模線、相武台下駅。
出張先に向かう午後、電車1本分の余裕を確かめてホームに降り立つ。

枯れ草に埋もれた、何本もの引込み線は
この鉄道が相模川の砂利を運ぶ貨物線として生まれたことを今に語る、
産業遺産なのかもしれない。

丹沢山塊から吹き降ろす乾いた風が、今は廃墟になった構内を吹き抜けていく。

相武台前2

相武台前1


実は、この駅で降りたのは初めてではなかった。
10年ほど前、海老名で一人暮らしをしていたころ、
この駅からアパートのそばを通り、本厚木まで行くバスの便があった。
それは1日10本にも満たないローカル路線で、ほとんど利用することもなかったが、
あるとき、夜10時半ごろにこの駅を出る最終バスが便利そうだと気づき、
夜遅い仕事帰りに、この駅に降りたことがあったのだ。

駅前にバスは停まっていたが、車内は真っ暗で、運転手さんはうたた寝をしていた。
ドアをたたくと、驚いたような顔で「お客さん、乗るの?」と聞いてきた。
はい、と答えた僕に返ってきた運転手さんの言葉は、こうだ。
「へぇー、この最終バスを2年間くらい運転してきたけど、
お客さんが乗るのは初めてだよ。」

ほどなくしてバス路線は廃止になり、この駅に降り立つこともなくなったが、
深夜、たったひとりの駅員さんが改札に立っていた薄暗い木造駅舎と
灯りの消えた神奈中バスは、今も強烈に印象に残っている。

なんだか不思議な駅だ。
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コメント

 

相模線は、味のある駅、味のある街があり、独特の雰囲気を感じられて面白いですね。

さらに、電化された時期や、硬券を(普通に)売っていたのが一番遅くまで残っていた路線だったかも知れませんね。(それでも十年以上経つかも・・・)

相模線 

相模線って、いつもすいていて、単線で、味わいのある木造駅舎がけっこう残っていて、冬暖かく夏涼しいので(ボタンを押さないとドアが開かないため)、とっても好きです。
相武台下駅から見た丹沢の眺めも素敵ですよ。写真は広角レンズのため小さくしか写ってないけど、実際はけっこう迫力のある山並みが見えます。

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