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 なおきち・かこきち

Author: なおきち・かこきち
息子4号、生まれました!
表丹沢のふもと、茶畑と牧場に
囲まれた家。ヤギ親子とともに
「命のつながりを感じる暮らし」
楽しんでいます。

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麓日記

畑仕事。雑木林。親子でカエル捕り。 ときどき、旅。 丹沢山麓での田舎暮らし、 紹介します。

2011.09
25
(Sun)

お庭CAFE(報告) 

はじめてのこころみ、我が家のお庭カフェ。
とってもゆったりした時間が流れて
参加者のみなさんのステキな笑顔が
印象的でした。

お庭でカフェ


お庭で焼いたピザをいただいた後は
ヒガンバナが風に揺れる、
四十八瀬川沿いの棚田のお散歩。

四十八瀬川散策2

四十八瀬川散策1


カフェのテーマは「丹沢山麓で田舎暮らし」
こんな暮らしを楽しんでくれる仲間が
増えますように。

※ここから先は、カフェ参加者に配布した資料です。
 写真も何もない長文なので、興味のある方だけ、どうぞ。

丹沢山麓で、田舎暮らしを実現しよう!

● プチ田舎暮らしのススメ
 田舎暮らし=退職or転職、UターンかIターン、生活基盤は農業・・・というイメージがありませんか?
 でも、都会に通勤しながら(それも新幹線通勤などではなく)「田舎暮らし」を満喫できる場所は、実はたくさんあるのです。
 そんな場所で通勤しながら暮らすスタイルを、僕は勝手に「プチ田舎暮らし」と呼んでいます。我が家が暮らす場所に選んだのは、ここ秦野市。ですが、秦野まで行かなくても、厚木にも平塚にも、いやいや横浜や川崎や町田にだって、そんな場所はたくさんあります。この資料は、そんな「プチ田舎暮らし」をはじめるために参考になればと思い、作りました。

● ねらい目は「市街化調整区域」
 たとえば横浜の郊外でも、新興住宅地の家並みがふと途切れて、谷津田と雑木林、農家が点在する景観が広がる場所があります。町田や海老名などは、市の中心駅のすぐそばにも、そんな場所が電車から見えます。どうしてそこは住宅地にはならないのでしょうか?
 それは、そういう場所のほとんどが、市が定めた都市計画によって「市街化調整区域」に定められ、宅地開発などが規制されているからです。
 調整区域では、原則として、いま住宅がある場所以外に住宅を建てることはできません。住宅以外でも、たとえば農地を駐車場に転用するなどの場合も、農業委員会の厳しい規制がかかっています。でも、運よく調整区域内で住宅を手に入れることができれば、目の前にマンションが立つような心配もなく、便利な都会のすぐ近郊で、田舎暮らしを実現することができるのです。
 不動産屋の物件資料をみると、土地の資料には必ず「地目」という項目があり、第1種住居専用区域とか準工業区域とか書いてあります。ここが「市街化調整区域」になっている物件が狙い目です。
 ちなみに、都市計画は変わる可能性もないとはいえませんが、調整区域から市街化区域への(またはその逆の)変更にはものすごい利権が絡むので、手続きも大変です。市をあげてのプロジェクトでもない限り、調整区域と市街化区域の大規模な変更はないと考えていいと思います。

● 調整区域に家を持つには
 中古住宅か、もともと家が建っていた土地を買わなければなりません。そんな物件は非常に少ないです。また、住民の多くは農家なので、1軒の宅地は数百坪もあり、たとえそういう土地や家屋が売りに出ても、一般のサラリーマンがそのまま買うのは難しい。このためたいていは、農家が売りに出した土地を不動産屋が更地にして分譲します。調整区域の農村風景の中にも、新しい家が数件固まって建っている場所がよくありますが、これがそうです。分譲住宅といっても、調整区域内では1区画47坪以上という最低面積が法律で決まっているので、それなりに広い面積の土地を手に入れることができます。これがひとつの、そして最も一般的な、調整区域内に家をゲットする方法です。
我が家も、調整区域内分譲地でもはじっこなら田舎の景観が楽しめるのでOKと思っていましたが、贅沢を言えば、新しい住民が固まって住む場所ではなく、田舎のど真ん中に飛び込みたい。理想は、古い家ごと土地を手に入れて、家を少しずつ改装しながら住むことでした。そんな思いから、まずは厚木市内の市街化調整区域に小さな家を借りて、プチ田舎暮らし入門編を楽しみつつ、家探しをしました。そして5年間、見に行った物件は50件以上、空き家を探して直接大家さんに手紙を書くなどの交渉も数件、ようやく出会えたのが、今住んでいるここ上秦野の家です。ほぼ理想の家が手に入ったと思っています。

● 長く付き合ってくれる不動産屋を見つけよう
 家探しで不思議に思ったことがありました。不動産屋さんに相談すると「調整区域はなかなか物件が出ないんですよ。今回は調整区域ではないんですが、何とかご希望に近い物件をご用意しました」と言って資料を持ってこられるのですが、そのほとんどは郊外型の大規模開発分譲地の中古物件です。で、あらためて我が家のこだわりを伝えると「調整区域で物件が出ましたらお知らせします」と言われるのですが、ほとんどの不動産屋さんはそれきりです。一生の買い物なのだから、わがままは聞いて欲しいし、何年もかけて探すのが当然と私は思うのですが、我が家のそういう思いを受け止めて長く付き合ってくれた不動産屋さんは、10数社に相談して、3社くらいしかありませんでした。あれは今でも不思議です。
 でも探せば、そういう不動産屋さんもちゃんとあります(会社の問題ではなく、そういう営業の方に出会うことが重要なのかも)。厚木のS建設、秦野のSハウジングやM建設などは、ほんとうに何度も、あきらめず、物件を持ってきてくれました。不思議なことに、そのうちに不動産屋さんとも息が合ってくるのか、だんだん我が家が求めている物件に近いものが出てくる気がしました。
 また同時並行で、気になる空き家を見つけては持ち主を聞き出し、手紙などで直接交渉もしました。でも、「今は空家だが息子のために土地を取ってある」というような返答が多く、ほとんど廃屋同然の空き家でも、土地や家は売って(貸しても)くれませんでした。そうなんです。ここは普通に大都市の通勤圏内、過疎に悩む地域とはまったく違い、二世帯住宅や分家住宅を建てて息子夫婦もそばに住むというパターンが多く、土地や家は売りに出ないのです。

● 驚くなかれ、土地の価格は半値以下
 もうひとつ不思議だったこと、それは土地の値段です。たとえば我が家が主に家探しのターゲットにしていた厚木の七沢の場合、土地の坪単価は25万円くらい。ところが、駅までのバス所要時間は同じでも、すぐ隣にある大型の分譲住宅地「森の里」では、坪50万を超えていました。不思議に思って不動産屋に聞いてみると、「田舎を嫌う方も多いし、調整区域は物件も安定供給されないので・・・」という返答。でも、田舎物件を求めている人は確実にいるわけだし、1物件しか買わないのだから安定供給なんて買う側の問題ではありません。けっきょく、理由はよく理解できませんでしたが、調整区域の土地がお買い得なことは確かです。不動産屋さんと懇意になっておけば、古い農家や納屋つきの数百坪の宅地を、取り壊し・分譲する前に手に入れることも可能なのです(例えば、坪20万の土地200坪に資産価値のない古い家屋がついて4000万円、みたいに)。

● 「緑豊かな郊外の住宅地」ではありません
 近所づきあいの濃さは郊外型の開発分譲地とは比べものにならず、自治会費だの神社の祭礼だの子ども会だのの会費もばかになりません。はずせない地域行事も、下記のとおり、こんなにたくさんあるんです。しかも、盆踊りもお祭りも、当日参加すればいいというものではなく、準備からやらなければいけません。
  1月 組(集落)の新年会
  1月 伝統行事「アクマッパライ」とどんど焼き
  4月 上秦野神社の例大祭
  6月 道普請(道路の草刈)
  7月 八沢盆踊り(地区の夏まつり)
  8月 上秦野夏まつり(4地区合同の盆踊り)
  9月 地区の防災訓練と八沢納涼バーベキュー
  9月 道普請
  10月 幼稚園・小学校合同運動会と公民館まつり

 このほかに、子供会行事とか学校行事とか、市のお祭りとかもあります。全部出席しないといけないわけではありませんが、新参者が溶け込むためにはなるべく顔を出した方がいいと思って、我が家は頑張っています。さらに、学校や幼稚園の子どもの数が少ないので(小学校は全校児童約100名、60世帯くらい?)、PTA役員もどんどんまわってきます。
 また、我が家が引っ越してきた最初の1年は、組(集落。最小自治単位)でたまたまご不幸が続いたのですが、お通夜・お葬式のお手伝いは、平日・休日を問わず出るのが当然です。おかげで?組のみなさんの顔と名前が一致するようになりましたが。

● 新参者の田舎暮らし、最大の武器は
 ずばり、子どもです。子どもを通じて、新参住民も近所の人と会話がはずむし、すぐに認知してもらえるし、学校のPTA活動などを通じて広く知り合いができます。田舎暮らしを考えている方は、老後になどと言わず、現役子育て中に飛び込みましょう!
 蛇足ですが、プチ田舎には子どもが多く(といっても家の絶対数が少ないので、あくまでも相対的な話ですが)、3人兄弟はあたり前の世界です。前にも書いたように、元からの住民の息子さん・娘さんも都会に移住しなくても通勤できるので、二世帯住宅や分家などで、結婚後もそのまま地域に住む(あるいは、戻ってくる)パターンが多い。ジジババからは、早く孫の顔が見たいわぁなんてプレッシャーもかけられるでしょうし、実際に子どもを見てくれる手も多いので、子育てがしやすい。このあたり、プチ田舎のいいところだと思います。
 そして、たいがいの家のお父さん、おじいちゃんはみーんな地元の小学校の卒業生なので、地域の学校への思い入れが強い。学校行事にはほんとうに協力してくださり、PTA会費なんぞ、子どもがいない家庭から集まる方が多いというから驚きです。

● 家づくりへのこだわり
 我が家はとてもラッキーなことに、地元大工さんががっちり作った木造平屋の築20年の家を手に入れることができました。そのまま住んでも全然問題ない造りでしたが、お金のたまり具合と相談して少しずつ、我が家好みにリフォームしていく計画です。引越し前には、お風呂と洗面所。引越し後に、ソーラーパネルと太陽熱温水器。そのあと、玄関とウッドデッキと外壁も変えました。次はトイレを楽しい空間に改造したい。将来ジジババが同居するときは・・・いろいろ構想中です。そうやって、生活スタイルの変化に合わせて家を育てていくのも、素敵だと思いませんか。中古住宅を嫌う人もいますが、こういう家づくりもあっていいと思います。そして、あと30年40年住み続ければ、我が家もあこがれの古民家の仲間入り! 楽しみだなあ。

● さあ、あなたも仲間入り!
 みなさまの田舎暮らし計画の参考になりましたでしょうか。
 ご質問などあれば遠慮なくどうぞ。また、我が家ではブログで田舎暮らしの写真も公開中です(ブログ上では吉田ではなく、なおきち、かこきちを名乗っています)。こちらもぜひ、ご覧くださいね。コメントも大歓迎です。
                          
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