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 なおきち・かこきち

Author: なおきち・かこきち
息子4号、生まれました!
表丹沢のふもと、茶畑と牧場に
囲まれた家。ヤギ親子とともに
「命のつながりを感じる暮らし」
楽しんでいます。

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麓日記

畑仕事。雑木林。親子でカエル捕り。 ときどき、旅。 丹沢山麓での田舎暮らし、 紹介します。

2011.12
15
(Thu)

不動ノ峰 

神奈川県でいちばん高い山は、蛭ヶ岳。
では、2番目は?と聞かれて
即座に答えられる人は、すっごく、丹沢通だと思う。

だけど。
山頂のお立ち台からの、この眺め。
修験道の歴史を物語る、その名前。
とってもステキな、山なんですよ。

不動ノ峰からの眺め

ふもとの雑記帳 【 不動ノ峰 】

丹沢で好きな山は?と聞かれたら
僕が迷わずその名を挙げる、マイナーなピークは
丹沢主脈、丹沢山と蛭ヶ岳のちょうど中間にある。

神奈川県第2の高さを誇る山なのに
みんな知らない。山小屋もない。
山頂から分かれる登山道もないから
主脈を縦走する人の、ちょっとした通過点の扱いだ。

かつて「ミヤマ」と呼ばれていた隣の山に、一等三角点がおかれて
陸軍が「丹沢山」という名前をつけたのが、運命の分かれ道。
ミヤマはいちやく、丹沢を代表する山になってしまった。
いまや丹沢山の山頂には、立派な「日本百名山」の碑が立ち、
その前で記念写真を撮ることを目的に頂を目指す
百名山ハンターが、後を絶たない。

だけどね、深田久弥先生の原文をちょっと読めば、
百名山は丹沢山の山頂ではないことは、すぐにわかる。

「私が百名山の1つに丹沢山(丹沢山というのは山塊中の一峰である)を選んだのは、
個々の峰でなく、全体としての立派さからである。」

「ただ表尾根を歩くだけでなく、その奥深く入れば、
山の規模は大きく複雑で、容易にその全容はつかめない。」

百名山ハンターを批判するわけではないけれど、
山頂に立つ峰の数を競うだけの登山は、ほんとうにもったいないと思う。
地図と照らし合わせながら、稜線から望む峰々や眼下の街を眺める楽しみ。
小さな花や、ブナの大木や、動物の痕跡や、美味しい水との出会い。
古びた祠や地名に、山岳信仰の面影を感じて歩く。
山頂に立つことよりも、たどる道にこそ、
楽しみがたくさん詰まってると思うのだ。

だからこそ僕は、丹沢山と蛭ヶ岳の「途中」にあるこの山を
楽しめる人でありたいと、いつも思う。

神奈川県で2番目に高い山は、
不動ノ峰。
ブナの森に覆われた修験の山を踏みしめに
冬の丹沢を訪れてみませんか?
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